ネイルと環境問題

Text by NailMagazine編集部

エコバッグ持っていますか?
1枚持っているのは当たり前、何枚も持っている人も多いと思いますが、
わが家でも思いつくだけでも10枚くらいあります。

2020年7月1日にレジ袋が有料化となり、
1袋つけてもらうのに5円とかお金を払わないといけないとなった時に、

私含め一斉にほとんどの人達がエコバッグを持つようになったのを肌で感じたときには、
やっぱり人間は「損をしたくない」という気持ちが強い生き物なのだなぁ、
たとえ5円だとしても今まで無料でもらえていたものを買う感覚ってないんだなぁと思いました。

もちろん、単にお金がかかるから、という理由ではなく、
本質的な部分である「環境に配慮する」という部分で以前からエコバッグを持ち歩いている人も多いと思います。

今回のコラムでは、 これからもますます注目度があがっていくであろう、
「環境への配慮」について、
ネイリストという観点からどのように関わっていくべきかという点について話していきます。

サステナブルとは

最近よく耳にするこのサステナブルという言葉をご存じでしょうか?

本来は、「維持できる」とか「耐える」という意味があるようですが、
「持続可能な社会」という意味合いで使われることが多いです。
サスティナビリティともいいますよね)

いうまでもなく、私たちが日々当たり前に使っているエネルギーは無限ではありません。
石油や石炭、ガスからエネルギーの90%は得てて、風力や水力のエネルギー利用率ってまだまだです。

ちょっと前まで人類は2000年で滅亡すると少なからず思っていた人がいましたし、様々な映画や漫画などで荒れ果てた地球が描かれています。

外で人と集まったりハイタッチしたり時に抱き合ったりすることが、
こんなにも不自由になる世の中がきたことも誰も予想はできませんでした。

いつこの地球が終わりの日を迎えるかもわからない、
でも私たちは今のところ地球で暮らしていかないといけない。

そのためにも、サステナブル、持続可能な社会をネイリストという立場でも考えていく事が大切になります。

ネイリストの周りは化学物質だらけ

ネイリストの周りも化学物質だらけです。

ジェルネイルのオフに使用する「アセトン」、ジェルネイルをくっつきやすくする「プライマー」などなどたくさんの商品があります。

それらは、お客様への影響だけではなく、自分自身への影響、さらには地球環境への影響があらわれることがあります。

たとえば、ネイルチップの製品でもあるプラスチックは、
世界で年間約800万トンがごみとして海に流れ込んでいるとも推計されています。

その結果、プラスチックが海に半永久的に残り、
特に5㎜以下の小さい小さいプラスチックを魚が食べてそれを私たち人間が食べて身体の中にたまっていってしまうという「マイクロプラスチック問題」が注目視されています。

SDGsでも目標14に【海の豊かさを守る】というものがありますように、
美容は外見や中身だけでなく意識からも生まれていくので、

ぜひワンランクもツーランクも上のネイリストとなるためにも環境への配慮も考えてみてください。

環境を配慮することによる事業としてのメリット

ワンランクもツーランクも上のネイリストになることを目指すということで、
きれいごとだけではなくしっかりとサロンとしてのメリットも考えないといけません。

それこそ、サステナブルに、持続可能な仕組みを作っていかなければいけません。

環境問題に対しても、単なるボランティアではなく、経営者やサロンオーナーであれば別の視点をもつことも大切です。

ここでひとつたとえ話です。

500mLのペットボトルで水を1本買うとして、
同じ値段で2つ並んでいたときに、

一方のペットボトルに「この水を1本買うと1つの苗を植えます」というラベルがあったら、同じ値段ならせっかくならとその水を買いますよね?

自分の購買活動が環境問題への配慮や社会問題への解決につながることができるという目的でお金を使うことを、エシカル消費(倫理的消費)といいます。

つまり、単なるボランティアではなく環境問題に配慮していくことは、
当然の社会的責任であるととらえ、
その活動を通じて社会的な価値をあげていくことができます。

これを、CSR/CSVといいます。

世の中に数多くあるネイルサロンのなかで、
環境に配慮する、というポジショニングをとることによって、
他とは違う差別化要因が生まれます。

何か特長的な部分を打ち出すというのは非常に大切で、
周りと同じようなことをやっていたら、
全てのサロンとの横並びの競争になる一方で、

特長をだすことによってそれを受け入れてもらえるか否かという50%の確率になります。
こういった観点からも環境問題を我が事として考えていくことができます。

ネイリストとして実践できること

弊社の主力製品であるネイルコンタクト🄬は、ポリ乳酸という成分が原料となっており、
安全性が高く簡単に短時間で装着できるという特徴に加えて、
日本バイオプラスチック協会のグリーンプラやバイオマスプラ識別表示制度・認証基準に適合し、生体適合性や抗菌性も認証されています。

除光液もアセトンフリーの商品を選んだり、
人体や環境に配慮した製品をより多く選んでいくことによって、
手軽にCSR/CSV活動を行うことができます。

楽天ECサイトでは手軽に買える商品から、そんな環境に配慮した商品も取り揃えていきますので、
興味のある製品や普段使っている商品でもっと安く買えないかなと思っているものがあればぜひご連絡ください。

この記事の著者

薬剤師 ろぎー一般社団法人日本予防医学薬剤師協会代表理事

一般社団法人日本予防医学薬剤師協会代表理事
フリー薬剤師本舗代表
溝呂木俊介(薬剤師ろぎー)

2008年明治薬科大学卒業。
ドラッグストア、調剤薬局とキャリアを進め、2018年フリー薬剤師本舗を開業。型にとらわれないフリーな働き方を自らも実践し薬剤師に提案する。
現在は予防医学に活動を集約し、一般社団法人日本予防医学薬剤師協会を設立。予防医学薬剤師を広めるためにクリニックや歯科医院などでの栄養外来導入を進めている。

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