【育爪】縁の下の力持ち「ハイポニキウム」って知ってる?

text by sumiko 皆さんは「ハイポニキウム」という言葉を耳にしたことはありますか?聞き慣れない名前のハイポニキウムですが、実は健康な爪を保つのにとっても重要な役割をしているのです。 今回は育爪に欠かせないハイポニキウムについてご紹介いたします。ジェルネイル派の方も、ネイルポリッシュ派の方も必見ですよ。ぜひ最後までご覧くださいね。 ハイポニキウムって何? ハイポニキウムとは別名「爪下皮(そうかひ)」とも呼ばれています。 手のひらをくるりと返して爪を裏側から見ると、指先と皮膚の間に透明な薄い皮の様なものが見えます。 それがハイポニキウムです。 では、ハイポニキウムの具体的な役割はなんでしょうか? ハイポニキウムには健康な爪を維持する役割が ハイポニキウムのお仕事は、 爪の中への細菌・ゴミの侵入を防ぐ 爪と指先の皮膚をつないで爪を安定させる 爪に水分を与えて健康な爪を維持する といった役割があります。 どれも健康な爪を維持するために、とっても重要な役目ですよね。 ハイポニキウムは縁の下の力持ち そんな爪の健康を守るという重要な役割をしているハイポニキウムですが、それをケアすることでよりキレイな爪を育てる「育爪」をすることができるのです。 爪は4点で固定されている そもそも、爪はハイポニキウムだけで指先に固定されているわけではありません。 爪は皮膚にべったりとくっついているわけでなく、爪の 根元 両サイド ハイポニキウム この4点で固定されています。 ハイポニキウムは爪と一緒に伸ばして 爪と共にハイポニキウムを伸ばすと、爪を表から見た時のピンクの面積が大きくなります。 そうすることで縦長でほっそりとした爪の形になり、とっても美しい見た目の爪になるのです♪ ハイポニキウムのケア方法 ハイポニキウムは健康で美しい爪を維持するために、とっても重要な役割をしていることがわかりましたね。 しかし、ハイポニキウムはちょっとした衝撃や力で簡単に剥がれてしまうのです。 とっても繊細なハイポニキウムですが、ちょっとした気遣いでケアすることができますよ。 ⒈ 爪を短く切りすぎない ハイポニキウムを伸ばすのにまず重要なポイントが、「爪を短く切りすぎないこと」。 ハイポニキウムが伸びるスペースがないほどに短く切ってしまうと、もちろんそれ以上ハイポニキウムは伸びてくれません。 爪は切りすぎないように気をつけましょう。 ⒉ 指先をよく保湿する ハイポニキウムは「乾燥に弱い」という特徴があります。 乾燥することで、爪の裏にくっついていたハイポニキウムは剥がれて汚い状態に。 水仕事が多い方やデスクワークでパソコン作業が多い方など、日頃から指先を酷使し乾燥しがちな方は、ハンドクリームやキューティクルオイルなどでしっかりと保湿して、ハイポニキウムをケアしてあげてくださいね。 ⒊ 爪の栄養をしっかりととる 必要な栄養を食事で補うのも、健康なハイポニキウムを育てるのに有効な手段です。 ビタミンAやビタミンB、ビタミンEなどを意識して食事から摂取してみましょう。 美味しく食事しているだけでハイポニキウムがケアできるなんてとっても嬉しいですね♪ 「忙しくて食事にまでなかなか気が回らない…」という方は、サプリやドリンクを利用するのも一つの手段です。 ⒋ 爪切りを使わない 爪切りを使って「パチン」と切る衝撃だけでも、ハイポニキウムが剥がれてしまう原因になることも。 同様に、爪を噛んだり缶のフタを爪で開けたりするのもハイポニキウムが伸びにくくなってしまう要因になりかねません。 爪の長さを整える時はヤスリを使用する、缶のフタやプルタブはスプーンの柄を利用して開けるなどして、極力爪先に負担をかけない様にしてくださいね。 ハイポニキウムをケアして育爪しよう 美しくて健康な爪に欠かせない縁の下の力持ち、「ハイポニキウム」。 皆さんもハイポニキウムをケアしてみてくださいね。 画像引用元:「写真AC」「pixabay」 こちらの「角質ケア記事」もおすすめです!