- 2021-12-14
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text by sumiko
リラックスタイムにゆっくりとマニキュアを塗っていたら、うっかりマニキュアの瓶を倒して中身をこぼしてしまった!そんな経験を誰しも一度はしているはず。こぼしてしまった時の対処法を知っていたら焦らずに済みますよね。今回は「マニキュアの染み抜き方法」をご紹介いたします。
「除光液で染み抜き」するのはちょっと待って!
マニキュアをこぼしてしまうと「マニキュアが固まる前に早く落とさなきゃ!」と、ネイルオフする時と同じように除光液を使ってしまうことはありませんか?
しかし素材によっては、除光液を使うことで傷んでしまう物もあるのです。
焦って除光液を使うその前に、素材別の染み抜き方法を知っておけば安心。
それぞれの素材に合わせたシミ抜き方法をさっそく見ていきましょう。
● 床にこぼした場合はヘアスプレーで落として
フローリングのような「木材」にマニキュアをこぼしてしまった時に、除光液を使って落とすのはNG!
除光液をフローリングやテーブルなどに付けてしまうと、表面についているワックスを除光液に含まれる「アセトン」が溶かして白く変色してしまうこともあるので注意が必要です。
フローリングや木製の家具に付いてしまったマニキュアを取る時にオススメのアイテムが、なんと「ヘアスプレー」!
汚れが付いてしまった部分にヘアスプレーをシューっと吹きかけて、20秒ほど時間を置いてから拭き取ればマニキュアオフ完了です。
洋服に付いたマニキュアもこの方法で落とせますが、衣類によっては繊維を痛めたり色落ちしたりしてしまう場合もあるので、目立たないところで色落ちチェックをしてから行うようにしてくださいね。
● カーペットに付いてしまったら除光液かヘアスプレーで落として
カーペットにマニキュアをこぼしてしまったら、繊維にマニキュアが染み込んでしまう前にとにかく素早く落とすことが何よりも重要です。
はじめにスプーンやヘラなどを使って表面のマニキュアをすくって除去します。
さらにウエスや古い布などで、残ったマニキュアをぬぐいます。
この時にゴシゴシこすって汚れを広げないように注意してくださいね。
次に、除光液をカーペットの目立たないところに付けて色落ちや変色がないが確認します。
確認できたら、カーペットの下に古い布を敷いて除光液を付けた布で上からトントンと叩き落としてください。
使用する除光液は「アセトンフリー」タイプがオススメです。
もしも除光液で変色してしまう場合は、ヘアスプレーを使って同じように叩いて落とせばOK。
● 革製品に付いたマニキュアは除光液で落とす
ソファやレザージャケットのような革製品にマニキュアをこぼしてしまった場合、基本的には除光液を使って落としますが、その際に注意が必要です。
はじめにカーペットと同じように表面に溜まっているマニキュアをスプーンやヘラを使って取り除き、コットンや布で残りのマニキュアを拭き取ります。
次に、アセトンフリーの除光液を革製品の目立たないところに付けて変色がないかチェックしておきます。
革製品が変色しないことを確かめたら、そのまま布に除光液を付けて拭き取れば汚れが落とせます。
マニキュアで変色する場合は、アルコール、酢、食用油(オリーブオイルなど)を混ぜたもので汚れが落とせるそう。
マニキュアの汚れが落ちたら、仕上げに革製品専用のクリームを塗って保湿すればおしまいです。
「大切な革製品を痛ませたくない…」、「自分で汚れを落とすのは心配…」という場合は、クリーニングに出したりプロに相談したり、専門家にお任せするのも1つの手です。
早めの処置で汚れを残さない
マニキュアをこぼしてしまったらどんな素材でも、「早めに対処する」のが共通するポイント。
もしもの時に焦らないために、今回ご紹介した汚れ落としのテクニックを覚えておくと安心ですね。
マニキュアの汚れともとうまく付き合って、セルフネイルを楽しんでくださいね♪
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